アトピー肌向けの保湿剤とクリーム

アトピー肌向けの保湿クリームの選び方

痛くて痒くて何度も繰り返すアトピー、辛いですよね。皮膚科に行って保湿材を処方してもらっても、なかなか合わないこともあると思います。

自分で市販品に何かいいものは無いかな?と探しているひとも多いのではないでしょうか。ここではアトピーのひと向けの保湿化粧品・保湿クリームの選び方について考えてみましょう。

痛い!かゆい!アトピー性皮膚炎の正体とは?

アトピーという病名はギリシャ語の「奇妙な」という言葉に由来する通り、奇妙に皮膚炎が出たり消えたりする病気です。謎が多く、未だにこれ!という治療法が確立されていないのも特徴のひとつです。

人間には体の外から何か害のあるもの(ウィルスなど)が入り込むとそれを攻撃して体を守る、免疫機能が備わっています。アトピーは害がないものに過剰反応して自分の体を攻撃してしまう、免疫機能が異常を起こしている状態です。

体が過剰反応を起こしがちなものには有名なもので花粉やカビ、ホコリなどが多いようです。なぜ免疫機能が異常を起こすのか?それはまだ謎が多いとされているんです。

いつごろから人間はアトピーに悩んでいた?というのも諸説あり「添加物や環境汚染、人工物こそがアトピーを引き起こす!」という事も言われる場合があります。

しかし紀元前の記録にもアトピー性皮膚炎が疑われる記述が見られ、実は人間は数千年にわたってアトピーと戦い続けてきたのでは?という説もまた有力なんです。

紀元前の世界には環境汚染も添加物もほぼありません。自然や土や石と生きていた彼らですらアトピーで悩んでいたとしたら「人工物がアトピーの原因とは言い切れない、天然のものだから安全とも言い切れない」ということにも強い説得力が生まれます。

現在皮膚科のお医者さんがアトピーの患者さんに処方するお薬は免疫反応・炎症を抑える免疫抑制外用薬ステロイド剤・プロトピックなど、あとヘパリン類似物質、別名ヒルドイドなど肌のバリア機能を回復・保湿する作用のあるもの、荒れた肌表面を柔らかくする尿素入り保湿材、アズノール軟膏やワセリンなど肌を保護して水分の蒸発を防ぐものなどがあります。

免疫を抑制する外用薬は別としても、保湿クリームが行う「皮膚から水分が蒸発しないように保護・保湿する」の2点を皮膚科でも治療として行っているんですね。これは市販品でも補える部分です。

アトピーには無添加の保湿化粧品がいい?

アトピー向けの保湿化粧品といえば、なんとなく低刺激で良さそうに見えるのが無添加の保湿化粧品です。2001年の薬事法改正でアレルギーの危険が認められた成分「化粧品表示指定成分」を含まないものだけが、無添加化粧品を名乗れるんですね。

アトピー性皮膚炎の原因のひとつにアレルギーがあると言われているので、アトピーのひとにとっても嬉しい表示です。

ただ、この化粧品表示指定成分より多くのアレルギー成分が世の中には存在します。成分が指定されてから時間も経っており、最新の研究結果に基づいていないのに大丈夫?という声もあります。

無添加はひとつの基準にはなりますが、決め手にはならないと考えましょう。そして無添加だからといって、製品が高品質という保証もありません。

さきほど触れたように、人工物だからダメ・天然だからよし、と言い切れないように、添加物が入っているからダメ・無添加だからよしとも言えないのです。

アトピーのカサカサにセラミド入り保湿クリームがいい理由

さきほど皮膚科で処方される保湿成分の中にヘパリン類似物質、別名ヒルドイドというものがありましたよね。実はこのヘパリン類似物質は天然保湿因子を増やし、肌が保てる水分を増やして乾燥を改善するお薬です。

それに近いものでセラミドという成分があり、肌に塗ると肌の保湿力を高めてくれる美容成分です。セラミドは角質細胞間脂質という部分を構成する成分で保水する性質があり、アトピー改善にプラスになること考えられています。

セラミドは水には溶けにくく、油にはよく溶けるため油分の多い保湿クリームにたくさん配合されています。中でもヒト型セラミドが保湿力が高く、乾燥に有効と言われているんですね。

保湿クリームは皮膚科がワセリンなどで行うように、油分で肌から水分が蒸発するのも防いでくれますのでその点でもローション・化粧水タイプよりもオススメです。セラミド配合のクリームをまず試してみましょう。

さらに保湿以上の効果を求めるなら、ポーラ・オルビスグループが開発したヴァイタサイクルヴェールも試す価値が大きい新技術です。

このヴァイタサイクルヴェールとは、粘土鉱物の粉末が肌表面にバリアを形成、炎症を抑え花粉やホコリなど、アトピーが起こるスイッチになりがちな異物の侵入を防いでくれる新技術です。

皮膚科で処方されるワセリンより、皮膚表面を守るちからはヴァイタサイクルヴェールのほうが強いとされています。試してみるなら、ヴァイタサイクルヴェールとセラミド、両方を配合したディセンシア・アヤナスという保湿化粧品ラインがオススメですよ。

アトピーはまず皮膚科のお医者さんの指示に従うのが一番ですが、それでも改善しないときは自分で努力するしかない場合もあります。アトピー性皮膚炎の辛さが和らぐように、自分に合った保湿材と出会うことが大切ですね。


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